デスノート2016 映画版のおさらいも兼ねてマンガ・ドラマ版と比較してみた

2016/11/17

つい先日、ドラマ版『デスノート』の完結と同時に発表された新作の『デスノート2016』

キラLの対決から10年後、6冊のデスノートを巡って新たな頭脳戦が始まるという新作に、筆者も期待せずにはいられない。

しかしここで注意してもらいたいのが、この『デスノート2016』ドラマ版『デスノート』ではなく、映画版『デスノート』の続編として作られているということ。

漫画の原作から始まり『デスノート』は今までにアニメ・映画・ドラマとあらゆる媒体でメディアミックスしてきたのですが、それぞれに独自のアレンジが加わっており、細部が微妙に異なっている。

なので今回は劇場版『デスノート』のおさらいも兼ねて、今までの『デスノート』の違いを筆者なりに記載してみようと思う。

スポンサードリンク

主人公の夜神月の違い

デスノートを拾い、犯罪のない新世界を目指し犯罪者を裁いていくキラこと夜神月。

行動理念こそ同じだが、その設定は作品ごとに大きく異なっている。

  • 漫画版・アニメ版
    kira_comic

    私立大国学園高等学校の高校生。
    元々は、尊敬している父親である夜神総一郎と同じく警察官僚を目指していたが死神リュークが落としたデスノートを拾ったことを契機に「犯罪者のいない理想の世界」を作るために犯罪者を裁いていく。
    物語が進んでいくうちに大学生となり、Lとの対決に勝利した後は大学院生をやりながらキラ対策室に所属しつつ犯罪者の裁きを行っていた。

  • 実写映画版
    kira_movie

    大学の法学部に所属し、司法試験を大学3年目にして合格するほどの頭脳の持ち主。
    いくつかの事件で父の総一郎の捜査に協力し、逮捕にも貢献していた。
    しかしそうして捕まえた犯罪者のほとんどが不起訴処分となり「犯罪を裁く法律」に限界を感じ、デスノートによる粛清に臨む。
    また秋野詩織(映画版オリジナルキャラクター)という女性と交際していたが、キラ対策室に潜り込むのに利用するために躊躇なく殺害。
    原作以上に冷酷な性格として描かれている。

  • ドラマ版
    kira_dorma

    杉並経済大学に通うごく普通の大学生。
    10年前の母の死が原因で父親の総一郎とは距離を置いており、生活の安定を求めて公務員を志望している。
    デスノートを初めて使った時は自殺未遂を図ろうとするほどの罪悪感を抱いたが、その後に起きた立てこもり事件で総一郎を救うため再びノートを使ってしまい、半ば自暴自棄になりながら「犯罪者のいない平和な世界」を作るために粛清を始める。
    そうしていくうちに秘められた天才性が徐々に目覚めていく。
    なお弥海砂の所属しているアイドルグループのファンという一面もある。

原作では高校生から物語が始まるが、実写のドラマと映画は共に最初から大学生という設定になっている。

さらにドラマ版は徐々に天才性が目覚めていくというストーリーになっており、面識こそないものの初めから海砂との接点があるというのも大きな違いだ。

世界一の探偵Lの違い

設定は夜神月ほどの違いはないが、それでも細部には細かな違いがある。

  • 漫画版・アニメ版
    L_comic

    数々の事件を解決し全世界の警察を動かせる立場として「影のトップ」「最後の切り札」「世界一の探偵」と呼ばれている。
    キラ事件でこそ常に椅子に座って推理する「安楽椅子探偵」とも思われるが、実際には活動的でキラ事件の手回しを一人で行った上に容疑者である夜神月に直接的な接触を図るなど行動的な一面も見せる。
    体力面でもイギリスに住んでいた頃にテニスのJr.チャンピオンを獲得したと語り、カポエラも習得している。
    「正義」についてのこだわりはなく、あくまで探偵業は趣味の延長戦でしかなく、自分が気に入った事件にしか関わろうとせず、その件で警察関係者には好ましく思っていない人物も多い。
    また極度の甘党であり、作中ではまともな食事を一切とっていなかった。

  • 実写映画版
    L_movie

    基本的には漫画版・アニメ版と同様だが、原作とは違い運動が苦手という設定。
    また映画版ではインターポールが日本に送った男となっている。

  • ドラマ版
    L_dorma

    こちらも漫画版・アニメ版と同様の設定だが、甘党設定がなくなり、代わりに潔癖症な設定が追加されている。
    また原作や実写版とは違い、事件のえり好みはあるもののはっきりとした正義感を持っており、夜神月を友として接し、夜神総一郎には父性を感じていた。

原作と映画版は運動能力を除いてはほとんど同じ設定だが、ドラマ版では一風変わったLが描かれている。

いや、Lの場合はむしろ普通っぽくなったというべきか?

ストーリーの違い

基本的には夜神月キラと暴かれて終わるという結末だが、そこに至る流れが大きく違う。

細かな違いは多々あるが、ここでは重要な部分のみに限定して記載して比較する。

  • 漫画版・アニメ版
    L夜神月キラだと確信するが、キラ死神レムを使うことでLの抹殺に成功する。
    その数年後、Lの後継者を名乗る「ニア」、Lの後継者候補No.2であった「メロ」が登場し、2人によって徐々にキラは追い詰められていく。
    最終的にニアによってキラの正体が暴かれ、死神リュークに「この場にいる自分以外の人物の名前をデスノートに書け」と命令する。
    だがリュークがデスノートに書いたのはの名前だった。
    そしては断末魔の末に死亡する。

  • 実写映画版
    L夜神月キラだと確信するが、キラ死神レムを使うことでLの抹殺に成功した……かに見えた。
    しかしLはレムに名前を書かれる前に、それよりさらに先の日付に自分が死ぬように名前を書いていた。
    Lによって追い詰められた死神リュークに「この場にいる自分以外の人物の名前をデスノートに書け」と命令する。
    だがリュークがデスノートに書いたのはの名前だった。
    そしては断末魔の末に死亡する。
    その後、Lも自分がデスノートに書いた条件通りに死亡する。
  • ドラマ版
    L夜神月キラだと確信し、とある工場跡に呼び出し2人で対決する。
    その果てにL魅上のデスノートによって死亡。
    これで敵がいなくなったと思っただったが、Lの後継者を名乗る「ニア」が現れる。
    ニアLが生前に残したビデオメッセージの通りに動き、を追い詰めキラの正体を暴きだす。
    その後、抵抗しようとした魅上は銃で撃たれ、魅上を逃がそうとガソリンに火を引火させる。
    しかしそれによってデスノートは燃え尽き、月もまた炎の中に飲まれていった。

原作ではLに勝利していますが、映画版やドラマ版はLは死亡こそするもののキラの正体を暴き切っているという決着の着き方をします。

しかし勝利する映画版やドラマ版もストーリーの流れは大きく異なり、映画版に至ってはニアやメロといった存在は出てきません。

ドラマ版ではリュークに名前を書かれることこそないものの、おそらくその時点での寿命が尽きることがわかっていたような描写がなされており、リュークの信頼関係のようなものも垣間見ることができました。

スポンサードリンク

デスノート2016のではどうなるのか?

とりあえず大きな部分のみを限定して比較してきましたが、もちろんこれ以外にも細かな違いは多々あります。

そういった細かい部分は実際に視聴して確かめてもらいたいのですが、ここで軽く『デスノート2016』の予想。

現在わかっている情報は「6冊のデスノート」を巡っての頭脳戦ということだけ。

ですがこうして比較してみると多少はわかってくることがあります。

とりあえずほぼ間違いないと思うのは、ニアとメロが何らかの形で登場するということ。

先ほども書きましたが、ニアメロも映画版には登場すらしていません。

しかし10年後の物語でLの後継者ということならこの2人が登場しないということはありえないでしょう!

また弥海砂の存在も気になるところ。

原作・映画版・ドラマ版のすべてにおいて、彼女は生き残ってはいるのですがデスノートに関する記憶は失っている模様。

けれど生き残ったキラということで、何らかの形で記憶を取り戻して登場することは間違いないでしょう!

あとこれはないと思いますが、10年後の物語ということに着目して10歳ぐらいのデスノート所持者も欲しいところ。

読み切り版のデスノートの所持者は小学生だったというのもあるので、そこから設定を拾われるのもおかしくないとは思うのですがどうですかね???

何にしても気になる続報を待てって感じですね!!

-映画
-, ,