オール・ユー・ニード・イズ・キル トム・クルーズが続編制作を切望

2017/05/12

2014年6月6日にアメリカで、同年7月4日に日本でも公開されたハリウッド映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

その主演であるトム・クルーズさんが本作の続編を切望し、構想をダグ・ライマン監督と脚本家のクリストファー・マッカリーさんに提案したのだという。

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原作は日本のライトノベル

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画像引用元:All You Need Is Kill - スーパーダッシュ文庫

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は日本の作家、桜坂洋先生が執筆し2004年12月にスーパーダッシュ文庫にて刊行されたライトノベル『All You Need Is Kill』原作となっている。

そんな本作は日本小説界において小松左京先生星新一先生に並び「SF御三家」と評される筒井康隆先生に絶賛され、またSF作品を対象とした文学賞である星雲賞の候補作にも選ばれた。

このように関係各所で多大な評価を受けたからこそ、ハリウッドで映画化するに至ったのだろう。

なおライトノベルがハリウッド映画になったのはこれが初めてのことであり、それだけでも歴史に残る偉業に違いない!

媒体による差異

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画像引用元:All You Need Is Kill - 週刊ヤングジャンプ公式サイト

また『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の上映前には漫画版がヤングジャンプにて集中連載された。

構成:竹内良輔先生、作画:小畑健先生がそれぞれ担当して作られた漫画版は原作小説のエピソードとは順番の多少の差異はあるものの、基本的には原作小説の内容に沿ったものになっている。

それに対しハリウッド映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』登場人物の設定から物語の結末などのストーリーが大きく変更されている。

もちろん根幹の部分は原作そのままに描かれているが、それ以外の細かい部分に関してはライトノベル特有の萌え要素が大幅に削られ、ハリウッド映画的な作風へと見事に置き換わっている。

タイトルが『All You Need Is Kill』から『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に変わったのも、大幅な変更が加わったことを暗に示しているという意味なのかもしれない。

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制作者側が望む続編

こうして原作の魅力をそのままにハリウッド映画仕様にに仕上がった『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

だがこの作品はシリーズものではなく単発の作品として制作されたものだろう。

原作小説『All You Need Is Kill』に関してもこの10年の間に続巻はなく276ページの文庫本1冊にすべての物語が集約されており、またハリウッド映画版『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でもストーリーに大幅な変更があったとはいえ、一つの物語としての幕は降りている。

しかしトム・クルーズさんをはじめ、監督のダグ・ライマンさんと脚本家のクリストファー・マッカリーさん、そしてヒロイン役を演じたエミリー・ブラントさんもまた続編制作に好意的だ。

また原作者である桜坂洋先生『All You Need Is Kill』続編を執筆中であるという。

今後『オール・ユー・ニード・イズ・キル』がどのような形でさらに世界に羽ばたいていくのか楽しみである。

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