プリンセスメーカー 育成ゲームの金字塔がPSVRとSteamに登場!シリーズの魅力を語ってみた!

2017/07/06

あの育成ゲームの金字塔を打ち立てた『プリンセスメーカー2』のリファイン版が2016年秋にSteamで配信されることが決定しました。

さらに『プリンセスメーカー2』をベースにしたPSVR版『Princess Maker VR』も2017年を目処に発売されるという。

『プリンセスメーカー』と言えば元勇者の主人公が一人の女の子を自分の娘として一人前に育てるという、一見すれば古き良き萌ゲーの一つです。

その中でも最高傑作の呼び声がある『プリンセスメーカー2』リファイン版ががSteamで再販され、しかも『プリンセスメーカー2』に限らず順次全シリーズの配信を行うというのです!

とはいえ「女の子を育てる」というゲームコンセプトは中々に敷居が高いもの。

「モンスターを育てるのは好きだけど、女の子を育てるのはちょっと……」と抵抗を覚えてプレイしていない人も多いのではないでしょうか?

けれどそれは正直、もったいない!

というわけで今回はそんな未プレイユーザー向けに『プリンセスメーカー』の魅力を紹介し、さらに今後、他のタイトルも配信されることを見越してナンバリングタイトルすべての特徴を一度振り返ってみようと思います。

スポンサードリンク

そもそもプリンセスメーカーとは?

prime

『プリンセスメーカー』ガイナックスが1991年5月24日にPC-9801向けに制作した育成シミュレーションゲームです。

ガイナックスと言えば『新世紀エヴァンゲリオン』『天元突破グレンラガン』など数々の名作アニメを生み出したアニメ会社として有名ですが、実は昔はいくつかのゲーム作品も作っており、『プリンセスメーカー』はその代表作品の1つとなっております。

その制作の経緯はガイナックス初代社長の岡田斗司夫さん「女の一生をゲームにできないか」という願望とキャラクターデザインを担当した赤井孝美さん「『信長の野望』の部下を教練する部分だけでゲームを作りたい」という希望が組み合わさった結果だそうで、このエピソードを聞くととんでもないところから生まれたゲームなんだと染み染み思い知らされます。

その後、何度も移植・リメイクされ1作目だけで言っても1991年に発売されたものと2003年に発売されたリファイン版では雰囲気をそのままに洗練されていることがわかります。

さらにそれらと並行して並行して『プリンセスメーカー2』『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』といった後続シリーズも制作され、徐々にそのゲーム内容・システムがより優れたものへと昇華されていきました。

『モンスターファーム』との類似性

monster_farm2

さて『プリンセスメーカー』のシステムについての説明なのですが、基本的にはアルバイトや習い事をしながら能力を上限させていくことになります。

当然、アルバイトをすればお金をもらえ、逆に習い事をするのにはお金がかかるわけですが、実はこれ『モンスターファーム』の育成システムとほとんど同じなんですよね。

発売日の関係上、影響を受けたのは『モンスターファーム』の方であることは間違いなく、それだけでも『プリンセスメーカー』のゲームシステムが優れているのがよくわかりますよね。

ただし『モンスターファーム』のパラメータが隠しパラメータを含めて8種類ほどしかなかったのに対し『プリンセスメーカー』20種類ほどあります。

『モンスターファーム』も慣れるまでは難易度が高いゲームですが、狙ったエンディングがあるのであれば『プリンセスメーカー』はそれ以上なのではないでしょうか?

女王にも勇者にも魔王にもゴロツキにも育てることができる!

prime_gorotsuki

システムが優れていることももちろん魅力の1つなのですが、『プリンセスメーカー』の最大の魅力はそのエンディングの多さと言えるでしょう。

例えば前述の『モンスターファーム』などはSランク制覇を目指すというただ一つの目的を目指すゲームとなっています。

それに対して『プリンセスメーカー』は娘の育て方次第で女王にも勇者にも魔王にもゴロツキにだって育てることができるのです!

1周目は手探りに、2周目以降は目指すべき将来を見据えての育成が可能となっており、快適なゲームシステムも相成って周回プレイが進む進む。

何周したのか覚えていないプレイヤーは筆者だけではないはずでしょう。

ドラクエを彷彿とさせつつも、ただ敵を倒せばいいというわけではないRPG要素

prime_hero

ちなみに『プリンセスメーカー』は育成ゲームなわけですが、RPGの要素も含まれています。

基本的にファンタジーを舞台にしているわけですからあって然るべきなわけですが、これが意外とよくできている。

育成ゲームが基本なのでモンスターを倒して経験値を得ることはできないのですが、モンスターから身を隠して逃げ延びたり、感受性が高いとモンスターと会話してアイテムを貰うことができたりします。

またある程度、成長した後には倒してお金を得ることもできるのですが、モンスターと言えども生き物を殺生することになるので、その分マイナスに働く面もあったりして……。

「ただ敵を倒せばいい」という普通のRPG作品とはひと味もふた味も違ったRPG要素を楽しめるというのも魅力の1つですね。

声優陣がとても豪華

prime_artist

アニメ会社であるガイナックスが制作したゲームということもあるのか、シリーズで娘を担当する声優さんはどこかで聞いたことのある方ばかりの名前が連なっています。

  • 『プリンセスメーカー』では初期は横山智佐さん、リファイン版から鶴野恭子さんが担当。
  • 『プリンセスメーカー2』ではクラシック版とドリームキャスト版を笠原弘子さん、PCエンジン、セガサターン、3DO版は久川綾さん、PS2、リファイン版は西村ちなみさんが担当。
  • 『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』ではゆかなさん。
  • 『プリンセスメーカー4』では水樹奈々さん。
  • 『プリンセスメーカー5』では佐藤利奈さん。

流石に時代が時代だけに一昔前という印象を受ける声優も多いですが、そのほとんどが一度は一線級の活躍をした方ばかり。

そんな美麗な声で父親として慕われるというのは、なんというか変な気分にさせられます。

また女の子だけではなく、シリーズごとに違いますが執事のキューブの声を担当したのも田中真弓さん(2)、サエキトモさん(4)、岡村明美さん(5)がそれぞれ担当しています。

本当に豪華ですよね!

ナンバリングタイトルごとの特徴

ここからはナンバリングタイトルごとの特徴を言っていきます。

ちなみに『プリンセスメーカー』シリーズはナンバリングタイトル以外にも

  • 『プリンセスメーカー ポケット大作戦』というパズルゲーム
  • 『プリンセスメーカー ゴー!ゴー!プリンセス』というボードゲーム
  • 『プリンセスメーカーQ』というクイズゲーム

といったものも発売されていますが、それらについては筆者は未プレイなので今回は割愛させてもらいます。

『プリンセスメーカー』すべてはここから始まった!

前述した通り、初代『プリンセスメーカー』が最初に発売されたのは1991年5月24日のこと。

そこから2005年に発売されたPS2リファイン版までの14年もの間、そのシステムは徐々に洗練されていきました。

限られた容量の中に入っていた音楽はオリジナルのものにリファインされ、時代の進歩とともにキャラクターに声が付いていきました。

とはいえこの頃、同じジャンルのゲームがまったくなかった事もあってか、1作目はどこか荒削りで『プリンセスメーカー2』に比べるとイベント数・エンディング数が少なかったように思えます。

ですが『プリンセスメーカー』で出た要望を思わぬ形で反映させ、『プリンセスメーカー2』へと昇華させていきました。

『プリンセスメーカー2』よりシステムが洗練され、完成されたシリーズ最高傑作

今回、Steamで配信されるのが決定しており、個人的にはシリーズ最高傑作だと思っている『プリンセスメーカー2』

『プリンセスメーカー』の好評を得て制作された本作ですが、その際に寄せられた要望のすべてを違った形で叶えているというのが特徴です。

例えば『プリンセスメーカー』シリーズは総じて1人の女の子を育てることになるのですが、1作目をプレイした際「複数の女の子から育てる娘を選べるようにして欲しい」という要望が多かったそうです。

それに対して制作側は「人数が増えただけゲームの密度が薄くなる。その分、1人の女の子に対するイベントを増やそう」と改善しました。

その結果『プリンセスメーカー2』は1に比べてイベントが大幅に追加され、エンディングの数も74種類と非常に多くなっております。

それ以外にも様々な面で要望を違った捉え方で取り入れたと思われる『プリンセスメーカー2』は今、プレイしても十分に楽しめるシステムとなっております。

初代を差し置いて最初にSteamで再販されるのも納得というものです。

この時点でシステム面では一度、完成された事もあってか『プリンセスメーカー 〜Legend of Another World〜』というリメイク作品が制作されたり、後に制作される『プリンセスメーカー4』も本作を非常に意識した作りになっています。

『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』周回プレイがしやすくなった意欲作

ナンバリングは付いていないのですが、実質的に「3」に該当するのがこの『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』です。

最高傑作が『プリンセスメーカー2』と筆者は思っているのですが、その一方で『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』は筆者が一番周回プレイをした作品でもあります。

と言うのはこの『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』『プリンセスメーカー』シリーズにおける最低限に必要な要素を残しつつ、シリーズの持ち味を楽しめる作品に仕上がっているからです。

RPG要素はなくなり、日々のアルバイトや仕事は一括で選択でき、8年間の育児を一気に送ることも可能な仕様となっています。

その為、周回プレイにかかる時間が1,2時間と非常にお手軽。

『プリンセスメーカー』シリーズはその多彩なイベント故に1周プレイするのに結構な時間を要し、せっかく複数用意されているエンディングもその殆どを自力で見ることができません。

ですが『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』はそんなことはなく、ちょっと空いた時間を使って手軽にプレイすることができます。

この点は、他のシリーズにはない魅力の1つでしょう。

『プリンセスメーカー4』キャラデザが変わり、その声を水樹奈々さんが当てたことで思わぬ弊害が……

『プリンセスメーカー2』を意識しつつ、キャラクターデザインを赤井孝美さんから天広直人さんに変更され制作されたのがこの『プリンセスメーカー4』です。

今まではすべて赤井孝美さんが担当していたこともあって、それだけでどこか今までとは違った雰囲気を醸し出してくれました。

ただ天広直人さんと言えば『シスター・プリンセス』のキャラクターデザインを担当した方で、今回の女の子の担当は水樹奈々さんの演技もそちらに登場する某キャラクターっぽい感じになっていたせいで、チラチラと別の顔が思い起こされてしまいました(笑)

基本システムは『プリンセスメーカー2』なので面白くはあったのですが、二次絵っぽさを全面的に押し出してしまった分、より敷居が高くなったような気がしましたね。

とか言いつつ筆者が初めてプレイしたのはこれなんですけどね(笑)

『プリンセスメーカー5』舞台はファンタジーから現代へ。母親プレイも楽しめる!

キャラクターデザインが赤井孝美さんに戻り、舞台をファンタジーから現代日本に一新した『プリンセスメーカー5』

今までは「ファンタジーだから」という理由でゲームの世界を純粋に楽しめたわけですが、ファンタジー要素は残しつつも舞台が現代に変わったことで所々で現実を意識してしまいました。

例えば思春期を迎えた女の子が「お父さんの下着と一緒に洗濯しないで」といったことを言い出すのですが、プレイ当時は20代前半だったにも関わらず「グサッ!」と胸に突き刺さりましたからね(笑)

また今までのシリーズに比べて日にちの進み方が緩慢になり、1週をプレイするのに少なく見積もっても20時間かかります。

その分、周回プレイには向いていませんが、娘に向ける感情は一際、大きいものとなりエンディングを迎えた時には感極まって涙がポロポロ流れたのをよく覚えています。

手軽さという点では過去のシリーズに大きく見劣りしますが、リアリティという面で言えばシリーズ随一の物となっているでしょう。

『プリンセスメーカー(アプリ版)』 3Dに対応し娘のデザインも自由自在に選ぶことができる!

プリンセスメーカー

プリンセスメーカー
開発元:MGAME JAPAN
無料
posted with アプリーチ

ナンバリングタイトルではないのですが、一応紹介しておきたいのが『プリンセスメーカー(アプリ版)』

『プリンセスメーカー5』から7年の沈黙を経て配信されたスマホアプリ版ではシリーズ初の3Dが実装され、今までではできなかった髪型や肌の色などを多岐にわたってカスタマイズできるようになっています。

またエンディング数は圧巻の100種類以上で、スマホアプリということもあるので今後追加されることもあり得るとのこと。

配信開始からすでに1年経っていますし、過去作とはどこか違った雰囲気のスマホアプリ版ですが、とりあえずゲームのシステムがどのようなものなのかを知りたい人にとっての入門編としてはおすすめかもしれませんね。

ゲームの中で擬似的な育児が楽しめる!

prime_queen

というわけでざっと紹介してみましたがいかがだったでしょうか?

正直なところ、スマホアプリ版を除けば最後にプレイしたのは3年以上前だったはずなので、ところどころうろ覚えな部分がありました。

それでも要所要所の重要な箇所は抑えられたと思いますし、何よりプレイしていた当時の熱い気持ちが沸々と蘇ってきたような、そんな気さえしてきます(笑)

今まで嫌厭していた人も、かつてプレイしたことがある人もこれを機会にもう一度プレイしてみるのはいかがでしょうか?

『プリンセスメーカー2 リファイン』は2016年秋からSteamで配信開始とのことなので、早ければ明日にも配信されるかもしれません。

気になる人は情報を目ざとくチェックしておきましょう!

スポンサードリンク

追記:PSVR版『Princess Maker VR』が2017年発売を目処に現在開発中

psvr_prime

画像引用元:4games.net

Steam版で『プリンセスメーカー』シリーズが再販されるだけでも嬉しいというのに、韓国MGameがPSVR版『プリンセスメーカー』を2017年発売を目処に開発中なのだという。

ベースとなるのは『プリンセスメーカー2』で開発元は韓国のゲーム会社の韓国MGame。

スマホ版『プリンセスメーカー』を制作した会社ということで、おそらくは3Dになってしまうとは思うのですが、単純なゲーム性としては信頼度抜群だと思います。

VRで娘を撫で回せるという字面だけで考えると、非常に胸に来るものがありますが、今からどのようなできになるか楽しみですね!

-ゲーム
-, , , ,